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<猫の引越し②>引越し作業中に気をつけること&引越し後に役所で行う手続きは?

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こんにちは。ながれだあかねです。

前回、猫の引越しの移動方法をお伝えしました。愛猫が脱走することもなく、無事新居に到着したらほっとすることでしょう!ただ新居で搬入している間も注意が必要!今回は新居での作業中に気をつけることと、引越し後に行う猫の手続き方法や保険についてご紹介します。

目次▼

❶新居での引越し作業中に気をつけること

❷引越し後の役所での手続きは?

❸猫の保険について

 

〜ペットに関するおすすめの記事〜

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<猫の引越し①>自動車・交通機関を使って引越しするときに注意すること

❶新居での引越し作業中に気をつけること

 

〜引越し作業中に注意すること〜

1.新居についたら、猫のごはん、猫のトイレ、寝床などを出そう

新居についたらすぐに猫グッズを出して、猫が落ち着ける環境を作る。

2.引越し作業中は、猫を風呂場に隔離

引越し業者が荷物の搬入中、基本的に玄関ドアは開けておく。引越し作業中に猫が脱走することがないようにお風呂場などに隔離しておこう。風呂場なら引越し業者も入らないので安心。

・小窓を開けた状態でケージをお風呂場に入れておく。(浴槽に水が入っていないことを確認する)

・風呂の扉を開けられないように、張り紙をしておく

・風呂場に猫のトイレ・猫のごはん、寝床などを設置しておく。

※引越し初日は慌ただしくなるもの。新居で過ごす引越し初日だけでもペットホテルや知り合いに預けるのもあり。

3.猫トイレや寝床などは今まで使ってきたものを使う

新居に猫が慣れるまでは、なるべく猫グッズや家具などは新しいものにせず、今まで使ってきたものを引き続き使おう。猫にとって馴染みのあるものが新居にあることで猫が安心する。

4.前回使ったトイレの砂はとっておき、引き続き使おう。

当日使った猫砂は新居にもっていき、猫トイレに入れておこう。自分の臭いがすることで、どこでトイレをすればいいか猫がすぐわかる。

5.新居で猫が隠れてしまっても無理に連れ出したりしないこと。

猫は新しい環境で、最初は怖がって隅に隠れてしまうかもしれないが、無理にひっぱりださず、優しく声をかけたりしよう。また飼い主がイライラしていたり不安げにしていると、猫もそれを感じ取ってしまう。忙しいとは思うけれど、バタバタしすぎずに、猫と戯れる時間を作ろう。

 

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❷引越し後の役所での手続きは?

 

犬の場合、「畜犬登録」が義務付けられているけど、猫の場合はどうなの?

1.自治体の条例によって、「猫の登録」が必要になることがある。

猫の登録は、犬のように法律では定められていない。ただし市区町村によって猫の登録制度を採用しているところもあるのだ。引越し先の自治体に確認してみよう!

 

どんな自治体が、どんな取り決めをしているのか?

たとえば・・・。

①茨城県、千葉県、滋賀県、長野県、佐賀県、京都府などで、猫の多頭飼育をする場合

「動物の愛護及び管理に関する条例」が定められている。猫の多頭飼育をする場合、飼い主の届出が必要。届出の内容は、猫の性別や猫の避妊去勢手術についての情報など。

②奄美大島で猫を飼育する場合

野生化した猫が、国の特別天然記念物「アマミノクロウサギ」などの野生動物を襲う被害を防ぐための条例。飼い猫の登録とマイクロチップの装着や、外に出る猫は避妊去勢手術を受けさせることなどを義務化している。

③沖縄県国頭村、東村、大宜味村で施行されている「ねこ条例」

飼い猫の登録やマイクロチップの装着を義務化している。野生化した猫が絶滅の恐れがあるヤンバルクイナを襲うのを防ぐために施行された。

 

引越し前、猫の登録を自治体にしていた人は、登録事項の変更や登録抹消手続きをしよう。引越し前に登録した窓口に確認しよう。さらに引っ越し先の自治体で猫の登録が必要か確認しよう。

 

次ページ ▶︎ | マイクロチップの装着で迷子を防ぐ 

2.マイクロチップの装着で迷子を防ぐ

住んでいる自治体に登録義務がなくても、マイクロチップで猫の登録をすることは可能!登録することで万が一迷子になってどこかで保護された場合、登録したマイクロチップを読み取ることで飼い主のもとへ帰ることができる。費用はそこまで高くないので引越しを機に装着するのもオススメ。ペット保険などでもマイクロチップを装着している猫の場合、割引制度が適用されることもある。

マイクロチップとは?

“長さ8mm~12mm、直径2mm程度の円筒形で、アンテナとICを内蔵している「電子タグ」。マイクロチップの耐久年数は30年程度で、作動に電池は必要ない。途中で交換する必要はなく、一度埋め込むと半永久的に使用できる”

引用:アクサダイレクト

 

これを猫に埋め込むことで、もし迷子になってもチップに記録されている番号で飼い主がわかるのだ!短時間で埋め込み可能で、体の負担はほとんどないそう。

 

 

マイクロチップを埋め込む費用は?

マイクロチップ本体は無料で、埋め込み施術料と登録料がかかる。

施術の費用:5,000円前後(病院によって変わる)

情報の登録:1,000円

 

次ページ ▶︎ | 猫の保険について 

 

❸猫の保険について

 

ペットには「公的健康保険」がないため、診療費や薬代も100%自己負担。調子が悪そうな気がしても「病院代が高いし、少し様子を見よう」となってしまう。そうして時間が経ってしまったばっかりに症状が悪化してしまっていたら大変だ。

ペット保険に加入すると・・・

診療費が補償されるため、躊躇することなく病院に連れて行くことができる!また病気や怪我で手術を受けた場合も、かかった費用の限度額や一定割合の範囲内で保証してもらえる。

 

 

ペット保険「うちの子」では、ガンなどの病気やケガによる診療費を最大70%補償してくれる。(補償割合は70%と50%で選べる。)多頭飼いで保険に加入した場合の割引や、無事故継続割引なども。

・「うちの子」の保険料表から抜粋

猫1匹・1歳の場合/70%プラン/2,830円/月払い

 

 

治療費に対する補償が70%のプランと50%のプランを選べる。また「ご飯を食べない」という健康相談などの悩みは、24時間365日獣医師さんに無料で電話相談できるなど健康相談サービスなどもある。

・アクサダイレクト「プラン70」の例

猫1匹・2歳の場合/70%プラン/1,200円/月払い

※マイクロチップ割引、インターネット割引などを適用した場合

 

 

いかがでしたでしょうか。アメリカやイギリスでは、飼い主がペットにマイクロチップを入れるのはあたりまえのようですよ。ちなみに海外にペットを連れていく場合は、多くの国でマイクロチップを入れることが義務付けられているようです。引越しをする機会に検討してみてはいかがですか。

 

(絵・文/ながれだ あかね)

 

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